長野で60代男性が感染を確認 今月に北海道、東京に滞在

 長野県は25日、県内在住の60代の会社役員男性が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。県によると、同県での新型コロナウイルス感染確認は初めて。入院中だが、重症ではなく、会話ができる状態という。

 男性は2月14日から17日まで北海道内に、その後19日まで東京都内に、会社の用事で滞在していた。単独で行動していたとみられるという。21日に37〜38度台の発熱があり、県内の医療機関を受診した。24日に別の医療機関を受診し入院。検体を採取し、25日に陽性が判明した。

 本人の申告によると、発症前2週間以内に海外への渡航歴はない。


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