名古屋高速の事務員が感染 収受員と接触、6料金所を閉鎖

事務員の新型コロナウイルス感染が確認された影響で、閉鎖された名古屋高速烏森料金所=23日午後、名古屋市

 名古屋高速道路公社は22日、料金収受業務を委託している会社の60代の男性事務員が、新型コロナウイルスに感染していたと明らかにした。公社は濃厚接触したとみられる収受員ら52人を自宅待機とし、23日までに料金所6カ所を閉鎖、乗り入れができなくなった。閉鎖は3月上旬まで続く見通し。

 名古屋市は22日、事務員を含め、市内に住むいずれも日本国籍の男女4人の感染を確認したと発表。愛知県内での感染確認は15人となった。

 公社によると、事務員は料金所での収受業務は行っておらず、収受員の送迎などを担当。送迎の車内や事務所で濃厚接触した可能性があるという。


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