大東市百条委が教育長の辞職要求 大阪、中1男子が校舎で転落死

 大阪府大東市立中1年の男子生徒が2018年7月に校舎の吹き抜けから転落死した事故で、遺族との和解の経緯が不透明だとして市教育委員会の対応を検証していた市議会の調査特別委員会(百条委員会)は20日、亀岡治義教育長の辞職を要求する決議を可決した。自ら辞職しない場合は罷免を求める。

 決議では、賠償額決定の過程を透明化し、市民への説明責任を果たすべきだったと指摘。「責任の所在を明確にした上で遺族への謝罪や和解をするべきだった」とした。

 亀岡教育長は「決議は重く受け止めている。進退については今後考えていく」と話した。


  • LINEで送る