大坪審議官がクルーズ船内業務に 「国会説明回避」と野党

厚生労働省の大坪寛子官房審議官

 加藤勝信厚生労働相は20日の衆院予算委員会で、和泉洋人首相補佐官との海外出張を野党が問題視している厚生労働省の大坪寛子官房審議官について、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内業務に当たらせていると明らかにした。野党は、海外出張を巡り国会での説明を回避しようとしていると批判。加藤氏は否定した。

 大坪氏は医師免許を持っている。国民民主党の後藤祐一氏らが「予算委に呼ばれるのが嫌で、船に入っているのでは」などと指摘。加藤氏は、大坪氏が14日以降、午前7時半から午後10時まで業務に当たっていると言及。


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