2020年2月18日 11:17 | 無料公開
島根県浜田市のスキー場「アサヒテングストン」の運営会社が雪不足を理由に自己破産する準備に入ったことが18日、同社への取材で分かった。今シーズンは暖冬の影響で1日もオープンできなかった。
運営するユートピア・マウンテンリゾートによると、暖冬だった昨シーズンは約6千人が来場し、売り上げは約2千万円。今年も数千万円をかけてリフトなど設備の準備を進めたが、ほとんど積雪がなく営業には至らなかった。会社によると、負債総額は約2千万円。
松江地方気象台によると、昨シーズンに浜田市で雪が降ったのは26日、今シーズンは今月17日までに5日しかない。