第5便の邦人ら滞在施設へ 陰性なら12・5日経過観察

 中国湖北省武漢市から日本政府のチャーター機第5便で17日に羽田空港に到着した邦人ら65人は、医療機関で新型コロナウイルス検査や診察を受けた。厚生労働省によると、せきなどの症状がある7人が入院。それ以外は滞在先となる埼玉県和光市の税務大学校に入った。

 今後判明する検査結果で陰性となった人は、世界保健機関(WHO)の見解を踏まえた経過観察期間の12・5日を施設で過ごし、再検査でも陰性なら帰宅できる。

 第5便に搭乗したのは、邦人とその配偶者や親子で、国籍の内訳は日本36人、中国29人。12歳以下の子どもが13人、60歳以上が6人いた。


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