第1回大島渚賞に小田監督 若手映画監督を顕彰

小田香監督((C)Miura Hiroyuki)

 多くの映画監督を輩出している自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が、世界へ羽ばたく若い才能に贈る第1回大島渚賞の受賞者に小田香監督(32)を選んだと、17日付で発表した。

 小田監督は大阪府生まれ。2013〜16年にハンガリーの巨匠タル・ベーラ監督が指揮する若手育成プログラムで学んだ。ボスニア・ヘルツェゴビナの炭鉱に入って撮影した「鉱 ARAGANE」やメキシコの洞窟湖を巡る歴史を描く最新作「セノーテ」などのドキュメンタリー作品が高く評価されている。

 3月19日に授賞式。「セノーテ」は6月に日本公開予定。


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