東証、午前終値2万3537円 GDP5期ぶりマイナスで続落

 週明け17日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。下げ幅は一時300円を超える場面があった。2019年10〜12月期の国内総生産(GDP)速報値が5四半期ぶりにマイナス成長に転落したことが響いた。新型コロナウイルスの国内感染者が増加したことも相場の重荷になった。

 午前終値は前週末終値比150円56銭安の2万3537円03銭。東証株価指数(TOPIX)は14・67ポイント安の1688・20。

 GDP年率減少幅は5年半ぶりの大きさに達し「想定より大幅に悪かった」(国内証券)。国内経済の先行き不透明感が強まり、朝方から売り注文が膨らんだ。


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