ジビエ料理と狩猟をPR、和歌山 古座川でイベント

猟銃の模擬体験コーナー=15日、和歌山県古座川町

 和歌山県古座川町で15日、シカやイノシシなど野生鳥獣肉(ジビエ)の料理の販売や、シミュレーターによる猟銃の模擬体験ができるイベントが開かれ、大勢の来場者でにぎわった。ジビエを「古座川の恵み」としてアピールし、狩猟に興味を持ってもらおうと地元観光協会が企画した。

 飲食コーナーではシカ肉を使った丼や、イノシシ肉の煮込みなどが出された。同県新宮市から訪れた会社員岩倉正朋さん(35)は「肉はやわらかくおいしかった。地域の特色を出したイベントで楽しい」と話した。

 猟銃の模擬体験では、来場者がレーザー光を発射する模擬銃でスクリーンに映し出された鳥獣を狙い撃った。


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