新型肺炎、WHOが評価訂正 世界的にも「危険性高い」

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスによる肺炎に関する26日付の状況報告で、地域別の危険性の評価について、世界的には「並」としてきた表記が間違っていたとして「高い」に訂正した。当初から「高い」と判断していたが、報告に記載ミスをしたと明らかにした。

 WHOは21日から感染者数をまとめた状況報告を連日発表。23日付からは新型肺炎の危険性について「中国では非常に高く、(中国周辺の)地域では高く、世界的には並」としてきた。

 26日付の状況報告では、この危険性評価について、間違ったまとめが掲載されており「世界的に高い」が正しいと訂正した。


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