東証、一時200円超下落 新型肺炎に根強い懸念

下落した日経平均株価を表示するモニター=28日午前、東京・東新橋

 28日午前の東京株式市場は、中国・武漢市で発生した新型肺炎への懸念が根強く、売り注文が出て日経平均株価(225種)は続落した。一時200円超下落し、約3週間ぶりの安値を付けた。

 午前終値は前日終値比219円00銭安の2万3124円51銭。東証株価指数(TOPIX)は15・74ポイント安の1686・83。

 肺炎の感染拡大による経済活動停滞が不安視され、朝方から大半の銘柄に売りが出た。28日のアジア株は上海、香港が休場だが、連休明けの韓国・ソウル市場は売りが目立ち、株安が連鎖した。


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