2020年1月27日 17:57 | 無料公開
東京都新宿区の「千駄ケ谷日本語教育研究所付属日本語学校」が、非常勤講師の勤務時間について、授業以外の資料作成などにかかる時間を労働条件通知書に明示していなかったとして、運営する「ベスト・コミュニケーションズ」(新宿区)が、新宿労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが27日、分かった。勧告は17日付。
講師らが加入する大学等教職員組合が27日、都内で記者会見し明らかにした。学校理事長を務める同社の吉岡正毅代表は勧告の事実を認め、「講師が授業以外に働いた時間を正確に把握するなど、勧告に従い早急に是正したい」としている。