今年の輸入車販売、30万台目標 組合理事長が会見

 日本自動車輸入組合の上野金太郎理事長(メルセデス・ベンツ日本社長)は27日、東京都内で開いた定例記者会見で、外国メーカー車の2020年新車販売について「30万台が一つの目標だ。買いやすい状況を整え、それ以上を確保したい」と述べた。19年は消費税増税や、台風など自然災害が響き前年比3・2%減の29万9439台と、4年ぶりに減少した。

 狭い道が多い国内の道路事情を踏まえた比較的小型のスポーツタイプ多目的車(SUV)が増え、各メーカーの先進の安全技術も消費者に好評として、20年は前年を上回るとみている。


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