英ヘンリー王子、執拗取材に警告 カナダでもパパラッチ被害

 【ロンドン共同】英王室の公務から引退するヘンリー王子の一家が、滞在先のカナダでパパラッチ(追っ掛けカメラマン)の執拗な取材で苦痛を受けているとして、法的手段を辞さないと弁護士を通じて警告を発した。英スカイニューズ・テレビなどが21日、報じた。

 王子と妻メーガン妃の引退理由の一つは、一部メディアの激しい取材の目から逃れ「平穏な生活」(王子)を送るためとされるが、パパラッチの王子追跡は英国外でも続きそうだ。

 夫妻への取材攻勢は結婚後に激化。王子は、パパラッチに追われて事故死した母ダイアナ元皇太子妃に重ね合わせ「妻が同じ強い力の犠牲になっている」と訴えてきた。


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