世界の20年海外旅行は伸び堅調 国連見通し、東京五輪など追い風

 【ニューヨーク共同】国連の世界観光機関(UNWTO)は20日、東京五輪・パラリンピックなど大型スポーツや文化イベントの追い風を受け、ことしの世界の海外旅行者数が昨年の約15億人に比べ3〜4%増になるとの見通しを発表した。

 英国の欧州連合(EU)離脱の動きや世界経済の減速傾向を反映、昨年の海外旅行者数は前年比4%増で、2018年の伸び率(6%)に及ばなかったが、UNWTOは「不確実な情勢の中、観光業が主要かつ力強い産業であることを示した」と指摘した。


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