三菱電機にサイバー攻撃 個人、取引先情報流出か

三菱電機本社が入るビル=2019年12月、東京・丸の内

 三菱電機は20日、大規模なサイバー攻撃を受けて、個人や取引先の政府機関、企業に関する情報が外部に流出した可能性があると明らかにした。防衛関連や電力、鉄道などの機密性の高い情報は流出していないことを確認したと説明している。本社などのパソコンやサーバーに不正アクセスを受けた形跡があった。中国のサイバー攻撃集団が関与した可能性があるとみられる。

 昨年6月に国内のサーバーなどの機器に不審な動作を発見した。社内調査を実施し、本部・事業本部の大半や本社の管理部門で不正アクセスが見つかった。


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