2020年1月19日 05:03 | 無料公開
【ベルリン共同】リビアのシラージュ暫定政権の軍報道官は18日、西部アブグレインで、敵対する有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」側の軍用機による空爆があったと発表した。複数の地元メディアが伝えた。リビア内戦は停戦期間中で、19日にドイツで和平国際会議が開かれる直前だけに、協議の行方にも影響しそうだ。
暫定政権の軍報道官は「新たな停戦違反が確認された」と非難。トルコとロシアの仲介で12日から停戦期間に入っていたが「崩壊の危機」と強調した。人的被害は出ていないとしている。LNA側は声明を出していない。