リビア内戦、敵対両勢力が出席へ ベルリンの和平国際会議

 【ベルリン共同】リビア内戦を巡り19日にドイツ・ベルリンで開かれる和平国際会議に、リビア暫定政権のシラージュ首相と、敵対する有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」のハフタル司令官が出席することが分かった。双方の関係者が17日、共同通信に明らかにした。両者の直接会談の実現や停戦で前進があるかどうかが焦点となる。

 停戦協議は暫定政権を支援するトルコと、LNAを支持するロシアが仲介。暫定政権とLNAは13日、モスクワで交渉に臨み、シラージュ氏は正式な停戦合意に署名したが、ハフタル氏は検討のためとして態度を保留した。両氏は直接会談しなかった。


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