2019年12月16日 05:45 | 無料公開
欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(右)と茂木外相
【マドリード共同】日本を含むアジアと欧州の約50の国・機関が参加するアジア欧州会議(ASEM)の外相会合が15日、スペインの首都マドリードで始まった。会合は2日間の日程で北朝鮮やアフガニスタン情勢などが協議される見通し。
今月就任した欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表が議長を務め、日本からは茂木敏充外相が出席した。
イラン核問題など国際・地域情勢のほか、トランプ米政権の単独行動主義で揺らぐ多国間主義の活性化についても議論し、16日の終了時に議長声明が発表される予定。
ASEMは1996年に始まり、首脳会議や閣僚会合をそれぞれ2年ごとに開催。