香港、爆弾実験で男3人逮捕 デモと関連調査、摘発加速

 【香港共同】15日付の香港各紙によると、香港警察は14日、遠隔操作で起爆できる爆弾の実験を図ったとして、学校職員を含む27〜40歳の男3人を逮捕したと発表した。政府に反対する抗議集会で使おうとしていたとみて調べている。香港政府はデモ隊の摘発を加速させ、抗議活動の抑え込みを図っている。

 香港政府トップの林鄭月娥行政長官は14日から北京を訪問。16日に習近平国家主席、李克強首相と会談する見通しで、混乱収拾に向け、抗議活動に厳しく対応していることをアピールするとみられる。

 報道によると、逮捕された3人は防毒マスクなどを携行し山間部で爆弾の実験を図っていた。


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