ファミリーマート、不振店再生へ 来年新部署を設置、成長を模索

 コンビニ大手のファミリーマートが、販売不振にあえぐ店舗のてこ入れを担う新しい部署を来年設置することが13日、分かった。店舗拡大で成長を続けてきたコンビニだが、競合店の増加などで市場が「飽和状態」という見方もある。既存店の再生を図り、新たな成長モデルを探る。

 新部署は「店舗再生本部(仮称)」でフランチャイズ加盟店が事業の継続を断念した場合に、本部が経営を引き継ぐ。ファミマ社員が経営に携わり問題点の洗い出しや底上げを狙う。立て直しができれば、再びフランチャイズ化を目指し、改善が難しい場合は閉鎖を検討する。


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