チェリッシュの悦子が復帰 夫婦で「てんとう虫の―」

「夢スター歌謡祭」を前に、復帰への意気込みを語ったチェリッシュの松崎悦子(右)と夫の好孝=11日、東京都練馬区

 夫婦デュオ「チェリッシュ」の松崎悦子が胃がんで胃の全摘出手術を受け、11日に東京・練馬で開かれたコンサート「夢スター歌謡祭」で歌手活動に復帰した。「お帰り!」と共演者に歓声で迎えられ、夫の好孝と2人で代表曲「てんとう虫のサンバ」を歌い、清らかなハーモニーを響かせた。

 開演前に夫婦で報道陣の取材に応じ、腹部に違和感があったため受診し、今年7月に胃がんが見つかったと説明。8月の手術後に約3週間入院し、自宅で療養していた。リハビリを続け、徐々に活動を増やしていくという。

 好孝は「体力をつけてもらい、歌手を続けていければ」と話し、悦子は「(がんは)突然のことで何から手を付ければ良いか分からなかった。少しずつ声を出し、無理をせず頑張りたい」と笑顔を見せた。


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