米韓、北朝鮮との対話維持で一致 両首脳が電話会談

 【ソウル共同】韓国の文在寅大統領は7日、トランプ米大統領と北朝鮮情勢などについて電話会談し、米朝間の対話の機運を維持しなければならないとの認識で一致した。韓国大統領府が発表した。非核化を巡る米朝協議が停滞する中、北朝鮮は交渉期限とする年末に向けて米韓へのけん制を強めており、対応策などを話し合ったとみられる。

 トランプ氏は3日、北朝鮮に対して「必要なら軍事力を行使する」と発言。文氏が今回の電話会談で自制を求めた可能性もある。韓国大統領府によると、電話会談はトランプ氏からの要請で行われた。


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