ローマ教皇、23日から日本訪問 被爆地から核廃絶発信へ

ローマ教皇の訪日を前に東京カテドラル聖マリア大聖堂で祈る女性=22日、東京都文京区

 【バンコク共同】アジア歴訪中のローマ教皇(法王)フランシスコは23日、日本訪問を開始する。26日までの滞在中、被爆地の長崎と広島を訪れ、核兵器廃絶の必要性を世界に向けて訴えるほか、東京では東日本大震災の被災者とも交流、演説などでの発言内容に関心が集まっている。

 ローマ教皇の訪日は、故ヨハネ・パウロ2世の1981年2月以来、38年ぶり2度目。23日夕に羽田空港に到着し、24日に被爆地を訪問、長崎市の爆心地公園から「核兵器に関するメッセージ」を出し、広島市の平和記念公園では「平和のための集い」も実施する。


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