米大統領選で民主、混戦に拍車 上位候補、抜け出しに懸命

20日、米アトランタで開かれた民主党の候補者討論会に出席した(右から)サンダース氏、バイデン氏、ウォーレン氏、ブティジェッジ氏(ロイター=共同)

 【アトランタ共同】来年の米大統領選で政権奪還を目指す民主党の第5回候補者討論会が20日、南部ジョージア州アトランタで開かれた。今月に入りブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)ら新たな出馬の動きが顕在化。混戦に拍車が掛かる中、中道派のバイデン前副大統領(77)や最左派ウォーレン上院議員(70)ら上位陣は抜け出すきっかけをうかがった。

 バイデン氏は「トランプ(大統領)を打ち負かし、議会でも民主党に勝利をもたらす」と自身の中道路線が幅広い支持を集められるとアピール。ウォーレン氏は「金持ちのためではなく庶民のための国造りが必要だ」と述べた。


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