パラバドのテスト大会が開幕 改修後の代々木を初利用

女子ダブルス(車いす)1次リーグで中国ペアと対戦する山崎(奥)、里見組=国立代々木競技場

 来年の東京パラリンピックで初採用されるパラバドミントンの国際大会、ジャパンパラ国際が13日、本番会場の国立代々木競技場で開幕した。来年のテスト大会を兼ね、35カ国・地域から約220人が参加する。

 女子車いすの部では、8月の世界選手権でシングルス(車いすWH1)初出場優勝を果たした里見紗李奈(NTT都市開発)がダブルスとの2種目で白星発進。「初戦から厳しい対戦だったが、パラリンピックを意識できた」と話した。

 同競技場の改修が終了後、東京五輪・パラリンピックのテスト大会が行われるのは初めて。今後はハンドボールと車いすラグビーが行われる。


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