五輪相、札幌開催で支援を約束 マラソンと競歩、知事と市長に

橋本聖子五輪相

 東京五輪のマラソンと競歩の札幌開催を巡り、北海道の鈴木直道知事と札幌市の秋元克広市長が12日、東京都内で橋本聖子五輪相と会談し、政府に開催準備での支援を求めた。橋本氏は「しっかりとバックアップさせていただく」と応じた。

 鈴木知事は会談で「東京開催でこれまで進められてこられた皆さんの思いをしっかり受け止めて、ワンチーム、オールジャパンで成功に向けて取り組んでいきたい」と強調。準備期間が極めて短い中、ノウハウの共有など関係機関から広く協力を得たいとの考えを示した。

 大会組織委などは12月3日に始まるIOC理事会までに、コースや日程を固めることを目指している。


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