東日本と東北で大雨の恐れ 洪水・土砂災害に警戒呼び掛け

 東日本と東北は18日から19日にかけて大雨になる地域がありそうだ。気象庁は17日、台風19号による記録的な大雨で河川の堤防が壊れた地域や地盤が緩んだ地域があり、少しの雨でも洪水や土砂災害の危険が高まる恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。

 気象庁は河川の被害が広範囲に及んでいる宮城、福島、茨城、栃木各県について、当面は洪水警報、注意報の発表基準を引き下げて運用する。

 気象庁によると、日本の南に停滞中の前線が19日にかけて本州付近に北上。同日朝には前線上の関東で低気圧が発生し北東に進むとみられる。さらに山陰沖で19日未明に別の低気圧が発生し、北陸に進む見込み。


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