ガソリン8週連続値下がり 全国平均142円90銭

東京都内のガソリンスタンド

 経済産業省資源エネルギー庁が19日発表した17日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、9日時点の前回調査と比べて10銭安い142円90銭だった。値下がりは8週連続で、7カ月ぶりの安値水準となった。

 調査した石油情報センターによると、米中貿易摩擦による世界経済の先行き不透明感で、下落傾向の原油価格が小売価格に反映された。サウジアラビアの石油施設攻撃で調達コストが上がり、来週の小売価格は値上がりを予想する。

 地域別では24道府県が値下がりした。下げ幅は奈良の1円10銭が最大で、広島の1円ちょうど、神奈川の90銭が続いた。


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