2019年9月18日 18:02 | 無料公開
長崎県は18日、11月23〜26日のローマ法王フランシスコの訪日に合わせ、県内の訪問先とその周辺で小型無人機ドローンの飛行を原則禁止する条例案を県議会に提出した。県国際課の担当者は「屋外で多くの人が集まる行事の際、上空からの脅威に対応するため」としている。
関係者によると、法王は11月24日朝、東京から空路で長崎に移動。宣教師や信徒ら26人の殉教者の記念碑がある長崎市の西坂公園や爆心地公園などを訪れる予定で、長崎県営野球場ではミサも計画されている。条例案は長崎県大村市の長崎空港の周囲約千メートルと立ち寄る施設の周囲約300メートルを飛行禁止区域と定める。