参院、投票押しボタン工事開始 れいわ2氏の採決に対応

議席に、押しボタン式の投票装置を設置する工事が進められる参院本会議場=17日午前

 参院は17日、重い身体障害があるれいわ新選組の舩後靖彦、木村英子両氏に割り当てられた本会議場の議席に、押しボタン式の投票装置を設置する工事を開始した。10月上旬召集予定の臨時国会からの法案採決に対応する。両氏には、介助者による押しボタン投票が認められている。

 7月の参院選で初当選した両氏は、手足を自由に動かすのが難しく、通常より大型の車いすを利用している。参院は、8月の臨時国会前に議席を改修したが、押しボタン装置の整備が終わっていなかった。17日は施工業者が作業した。


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