東証、午前終値2万0672円 割安銘柄に買い

 23日午前の東京株式市場は、割安な銘柄に買い注文が入り、日経平均株価(225種)は続伸した。ただ景気減速を懸念する売りも出て、一時は前日終値を下回った。

 午前終値は前日終値比44円85銭高の2万0672円86銭。東証株価指数(TOPIX)は2・98ポイント高の1501・04。

 米航空産業の復調期待から22日の米ダウ工業株30種平均が上昇し、東京市場の支えとなった。最近の円相場は円高ドル安進行が一服していることもあり、投資家の不安が和らいだ。米中貿易摩擦への警戒感から平均株価は8月上旬に急落しており、買い戻しが鈍いままの銘柄が注目された。


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