全米で20件以上の乱射計画発覚 FBI、事件連鎖に警戒

ホテル従業員の男の自宅から押収された武器(ロングビーチ警察提供、共同)

 【ロサンゼルス共同】米テキサス州などで今月上旬、相次いで発生した銃乱射事件以降、全米で22日までに20件以上の銃撃計画などが発覚した。複数の米メディアが報じた。インターネットでの襲撃予告など内容はさまざまだが、連邦捜査局(FBI)は、白人至上主義が絡んだ憎悪犯罪(ヘイトクライム)や国内テロの連鎖への警戒を強めている。各地では新学期も始まり、避難訓練を行う学校も増えている。

 21日には、ロサンゼルス郊外のロングビーチ警察が、ホテルで同僚や客を狙った乱射を計画していたとして従業員の男(37)を逮捕したと発表、自宅から押収した大量の銃器や銃弾などを公表した。


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