詩人の谷川俊太郎さんら受賞 19年度の国際交流基金賞

谷川俊太郎さん

 国際交流基金(東京)は22日、文化活動で海外との相互理解促進に貢献したとして、2019年度の基金賞に詩人の谷川俊太郎さんら2人と、インドネシア元日本留学生協会「プルサダ」が決まったと発表した。

 谷川さんは1952年の詩集「二十億光年の孤独」刊行以来、70年近く詩作を続けている。英語、中国語など二十数カ国語に翻訳され、世界の人々が日本との距離を縮めるきっかけとなった。

 もう1人の受賞者はエバ・パワシュルトコフスカさん。ポーランドを代表する日本史研究者で、日本とポーランドの関係史を明らかにした。

 プルサダは、日本とインドネシアをつなぐ交流拠点となっている。


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