ガソリン、半年ぶりの安値に 144円40銭、全国平均

ガソリンスタンド=東京都内

 経済産業省資源エネルギー庁が21日発表した19日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、13日時点の前回調査と比べて60銭安い144円40銭だった。値下がりは4週連続で、約半年ぶりの安値水準となった。

 調査した石油情報センターによると、米中貿易摩擦に伴う世界経済の成長減速への懸念を背景に原油価格は下落傾向で、小売価格に反映された。足元の原油価格は小幅に上昇しているが、小売価格への転嫁には時間がかかるため、来週も小幅な値下がりを予想する。


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