東証続伸、114円高 景気減速懸念ひとまず後退

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 20日の東京株式市場は、世界経済の過度な先行き不安が後退して買い戻しが優勢となり、日経平均株価(225種)は3営業日続伸した。終値は前日比114円06銭高の2万0677円22銭。

 東証株価指数(TOPIX)は12・44ポイント高の1506・77。出来高は約9億2400万株。

 前日に上昇した欧米市場の流れを引き継ぎ、朝方から値上がりした。中国やドイツの景気下支え策への期待に加え、円相場やアジア市場が落ち着いた値動きだったことも安心材料となった。

 一方、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への部品禁輸を巡る米中対立への警戒感が相場の重しとなった。


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