2019年8月19日 10:59 | 無料公開
【ロンドン共同】過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員となった英国出身の男(24)を巡り、英政府が英国籍を剥奪したと英メディアが18日伝えた。男はカナダとの二重国籍を持っていたとされる。カナダ政府は英側が「一方的に」責任を放棄したとして対応を批判している。
男は通称「ジハーディ(聖戦士)・ジャック」で、本名はジャック・レッツ。英南部オックスフォード生まれで、2014年にシリアに渡航した。スカイニューズ・テレビによると、今年7月に退陣したメイ前政権の内相が剥奪を決定した。