波にさらわれ小5女児死亡 静岡・下田、姉と海岸沿い歩く

 16日午前11時半ごろ、静岡県下田市須崎の海岸で、神奈川県藤沢市葛原、小学5年のモリ福音子さん(11)と中学2年の姉(13)が高波にさらわれた。福音子さんは約6時間後に約120メートル沖の海底で見つかり、現場で死亡が確認された。姉は自力で岸に上がり、無事だった。

 下田海上保安部などによると、福音子さんは同日午前7時ごろ、両親、姉と共に海岸を訪れ、波にさらわれた際、姉と2人で海岸沿いの遊歩道を歩いていた。当時、台風10号の影響により波の高さは3〜4メートルで、下田市には波浪注意報が出ていた。


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