新型ミサイル、少なくとも3種類 自民対策本部が情報収集

「新型戦術誘導兵器」の発射を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長。7月26日付の労働新聞が掲載した(コリアメディア提供・共同)

 自民党は16日、北朝鮮による飛翔体発射を受けて北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部の役員会を党本部で開き、情報収集や分析に当たった。本部長を務める二階俊博幹事長は、7月25日以降、相次ぐ発射に関し「発射状況の分析によれば、少なくとも3種類の新たな弾道ミサイルの開発、実証実験を進めていると考えられる」と指摘した。

 対策本部には岸田文雄政調会長ら党幹部が出席。二階氏は「完成度を高めていると判断をせざるを得ず、看過できない」とも強調した。政府側の西村康稔官房副長官が状況を説明した。


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