2019年7月28日 17:34 | 無料公開
大相撲夏巡業が始まり、琴ノ若(左)と稽古する白鵬=28日、岐阜市
大相撲の夏巡業が28日、岐阜市で始まり、土俵で稽古をした横綱白鵬が新十両だった名古屋場所で勝ち越した琴ノ若に胸を出し「巡業初日からしっかりできたのはうれしい」と穏やかな表情だった。
かつて対戦した佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)を父に持つ琴ノ若とは幼い頃から面識があり、指名した。白鵬は「懐の深さが似ている。重さがあった」と評価。琴ノ若は「まさか胸を出してくれるとは思わなかった。すごくありがたかった」と感謝した。
横綱鶴竜は四股などで調整。名古屋場所で6度目の優勝を果たしたことについて「名古屋だけ優勝していなかったので本当に良かった」と改めて喜びを語った。