相撲協会「変動料金」導入へ 祝休日値上げ、「升S席」も新設

両国国技館の升席=2019年5月

 日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で定例理事会を開き、来年5月の夏場所から適用する本場所の新たな入場料を承認した。席種を細分化し、平日と土日祝日の違いで価格差をつけるなど、需要に応じて設定した。

 土俵に近い升席の1〜4列目に升S席を新設し、東京開催場所では土日祝日が1人1万5千円(税込み)で現状のA席より3300円高い料金となった。平日は1万4千円。土俵周りのたまり席は2万円で5200円値上げした。

 新料金の詳細は相撲協会の公式ホームページで公表されている。入場料の変更は、消費税増税に伴って値上げした2014年5月の夏場所以来となる。


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