東京五輪メダル形状は「光の渦」 開幕1年前イベントで披露

2020年東京五輪の(左から)銀、金、銅の各メダル。表(上)にはギリシャ神話の勝利の女神ニケが描かれ、裏は立体的にうずが巻いているような形状をしている

 2020年東京五輪の開幕まで1年となった24日、大会組織委員会と東京都は都内で記念イベントを開き、大会で授与するメダルを披露した。五輪マークと大会エンブレムの周りを立体的に渦が巻いているような形状で、光の反射でどの角度からでも美しく輝いて見える。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は五輪への参加を世界中のアスリートに呼び掛けた。

 メダルの重さは金が約556グラム、銀が550グラムで、いずれも夏の大会では最重量となる。大阪市のデザイナー川西純市さん(51)の作品。反対側の面にはIOCの規定に沿ってギリシャ神話の勝利の女神ニケが描かれた。


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