2019年7月24日 09:07 | 無料公開
規制の状況を確認する警視庁交通管制センターの担当者=24日午前、東京都港区
東京五輪開幕まで1年と迫った24日、異例の大規模な交通規制テストが首都圏で行われた。都心に向かう交通量を制限した結果、通勤時間帯を中心に渋滞が起き、東名高速道路は一時10キロ超の渋滞となった。首都高速道路も一時約30カ所の入り口が閉鎖された。大きな混乱は起きていない。
大会組織委員会などは、混雑緩和のため自宅や共有オフィスで働く「テレワーク」、時差出勤を呼び掛けているが、効果は限定的。テストで渋滞が起きたことなどを踏まえ、本番では首都高の料金を時間帯で変動させる「ロードプライシング」を採用する方向だ。