三重、養豚場で初の豚コレラか 国が検査へ

 三重県は23日、同県いなべ市の養豚場から飼育する豚2頭が死んでいると22日に連絡があり、県の検査で豚コレラの陽性反応が出たと発表した。23日に国が検査し、確定すれば県内の養豚場での発生は初。岐阜市の養豚場で昨年9月に判明して以降、岐阜、愛知両県に続いて3県目となる。発生施設からの出荷先では、長野、岐阜、愛知、滋賀、大阪の養豚場でも感染が確認されている。

 県によると、22日午前10時45分ごろ、養豚場から豚が死んでいると報告があった。県は23日朝から養豚場の立ち入り検査などを実施する。国の検査は同日夜に確定する予定。


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