保守層の数、リベラル層の2倍 立教大教授「道徳」で調査

 保守層は世論の3分の2を占め、リベラル層の約2倍いる―。立教大の木村忠正教授(ネットワーク社会論)が、人々がどういう価値観を重んじるかを分析した「道徳基盤」という観点から世論を調べたところ、こんな傾向が判明した。

 ニュースサイトへの書き込みや「炎上」への参加経験は保守層の方が多いことも分かった。木村教授は「リベラルより保守層が圧倒的に多い上、リベラルはネットにあまり書き込みをしないため、保守的言説が強まる」と説明している。

 調査は2018年10月に実施。関東、東海、関西に住む17〜69歳の1500人が答えた。


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