参院選、投票始まる 「改憲勢力」3分の2焦点

長崎市の投票所で票を投じる有権者=21日午前

 第25回参院選は21日午前7時から全国約4万7千カ所の投票所で投票が始まった。第2次安倍政権発足から6年半続く安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に、有権者が審判を下す。自民、公明両党は「安定政権の継続」を主張。立憲民主党などの野党は「安倍政治」転換を訴えた。現政権下での憲法改正に前向きな「改憲勢力」が3分の2以上の議席を維持するかどうかが焦点。即日開票され、22日未明に大勢が判明する。

 今回は定数3増で改選124議席(選挙区74、比例代表50)を争う。選挙区215人、比例代表155人の計370人が立候補。比例に7政党と諸派6団体が届け出た。


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