2019年7月17日 22:02 | 無料公開
ローマ法王フランシスコ(ゲッティ=共同)
ローマ法王フランシスコが11月下旬に予定される日本訪問に合わせ、タイ訪問も計画していることが17日、分かった。関係者が明らかにした。法王はカトリック教会の欧州中心主義からの脱却を目指しており、カトリック少数派の日本やタイで存在感を高め、教会の多様性をアピールする狙いがあるとみられる。
関係者によると、11月23〜26日の日程で調整している訪日の前に、数日間の日程で立ち寄る予定という。タイは仏教徒が人口の95%を占めている。
訪日中は24日に被爆地の広島と長崎を訪れて被爆者らと面会するほか、核兵器廃絶に向けた平和のメッセージを発信する見通し。