がん検診異常なしと誤通知、岐阜 50代女性が治療中

 岐阜市は16日、がん検診の結果、精密検査などが必要だった受診女性5人に「異常認めず」と誤った内容を通知し、うち50代の1人が現在、がんの治療を受けていると発表した。他の4人にがんの症状はないが、市は直接面会して謝罪した。

 治療中の女性は検診を受けた部位以外にもがんが転移しているといい、市は「通知ミスでがんを進行させてしまった可能性は否定できない」としている。

 市によると、治療中の女性の家族が今月10日、「検診票を見せてほしい」とセンターを訪問。職員が確認し、検診結果と通知内容が違っていたことが分かった。


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