2019年7月16日 16:51 | 無料公開
羽田空港に到着した日航のエアバスA350初号機=6月14日
日航で9月にデビュー予定のエアバスA350初号機が14日、新千歳空港を離陸し訓練飛行中、油圧系統の配管のフィルターに目詰まりがあると計器に表示されたため、目的地を成田空港から羽田空港に変更し着陸したと国土交通省が16日明らかにした。乗っていた4人にけがはなかった。
国交省への日航の報告によると、点検の結果、目詰まりは確認されず、誤って表示された可能性がある。日航は既に訓練飛行を再開した。
初号機は14日午前11時50分ごろ新千歳を離陸。約1時間後、成田空港の東約35キロの上空で、二つある油圧系統のうち一つで、目詰まりの不具合が表示された。