東証反落、終値は150円安 中国経済の減速を懸念

東京証券取引所

 連休明け16日の東京株式市場は中国経済の先行き不安が広がり日経平均株価(225種)は反落した。終値は前週末比150円65銭安の2万1535円25銭で、下げ幅は一時170円を超えた。

 東証株価指数(TOPIX)は7・57ポイント安の1568・74。出来高は約10億4千万株。

 中国政府が15日発表した4〜6月期の国内総生産(GDP)が記録的な低成長となったことが嫌気され、取引開始後から売りが先行した。外国為替市場で円高ドル安が進行し、輸出関連企業の業績を圧迫するとの懸念も投資家心理を冷え込ませた。


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